頭痛

緊張型頭痛を理解|ストレスの無い生活がカギとなる

緊張による痛みの緩和

原因と心療内科での治療

病院

緊張型頭痛とは、首や肩などの頭の周囲の筋肉が、緊張してこわばることで生じる頭痛です。首にも肩にも、筋肉だけでなく血管もあります。筋肉がこわばって収縮すると、当然一緒に存在している血管もまた、収縮することになります。するとその血管では血流が悪くなり、頭に血液が送られにくくなったり、頭の中で血液が滞ったりするようになります。これが原因で、緊張型頭痛が生じるようになるわけです。また、首や肩の筋肉の緊張は、長時間のデスクワークなどで、同じ姿勢を続けることによって生じやすくなります。パソコンやスマートフォンなどが普及し、仕事でもプライベートでもそれらを使用する人が増えている現代では、緊張型頭痛に悩む人も増加しています。緊張型頭痛は、頭を締め付けるような痛みや、頭が重くなるような鈍痛が特徴となっています。度合いによっては日常生活が困難になるので、そのストレスによって精神が緊張し、それが一層筋肉の緊張を増やしてしまうこともあります。そのため緊張型頭痛の治療のために、心療内科を受診する人も多くいます。心療内科では、薬物療法に加え、首や肩の緊張を防ぐための生活指導、気持ちを軽くするための心理療法などもおこなわれています。既に生じている痛みを和らげることができる上に、再度の痛みを防ぐこともできるので、心療内科での治療には人気があります。

日常生活での工夫

緊張型頭痛は、心療内科での治療によって緩和や予防が可能になりますが、日常生活における努力も必要とされています。先述したように、長時間同じ姿勢を続けることや、ストレスを抱えることが、原因とされているからです。たとえ心療内科の治療で痛みが和らいだとしても、原因が残っているのでは、再び痛みが生じてしまうこともあるのです。具体的には、デスクワークなどをしている途中で、首や肩をまわしたりすることが有効とされています。また、毎日の入浴で首や肩を十分に温めることも、筋肉の緊張をほぐすためには有効です。マッサージは、過度におこなうことでかえって筋肉の緊張を増やしてしまうため、注意が必要です。また、カフェインが含まれているコーヒーなどの飲み物を飲むことも、控えた方が良いとされています。リラックスするためにコーヒーを飲む人も多いのですが、カフェインには血管を収縮させる作用があるため、摂取しすぎることで緊張型頭痛が悪化してしまうこともあるのです。しかしカモミールやラベンダーなどのハーブティなら、ノンカフェインなので血管を収縮させませんし、リラックス効果も与えてくれるため、緊張型頭痛の緩和や予防には適しています。